ど真ん中

2012/07/30 mito

お久しぶりです。

 

自分の思い込みの激しさに日々うんざりしています。

作家の未斗です。

 

夏はめきめき夏らしく、夏真っ盛りの今日この頃。

前回に引き続き、私は未だ本七宝という技法を用いた「壷」の制作にあっぷあっぷとしております。

今月中でほぼこの制作にはけりを付ける事ができる予定なのですが

この、「壷」作りが忙しい分、

9月末に行う k i m i t o 展示会に向けての準備が進められずに焦っています。

が、その反面。

この本格的に手を付け始める前の期間が一番好きだったりするのです。

 

輪郭だけのぼんやりとした完成図、イメージだけの段階は

いつも素晴らしいものが出来るのではないかと期待させてくれる。

この展示会も、テーマや制作予定の大まかな部分が決まっているので

それはもうすんばらしいも作品たちがぽっこぽこと生まれてくる気がしてならないのです。この時点では。

 

大抵現実は甘くはなく、

いざ実際に手を付け始めてみれば予定は狂い、上手く行かない事柄の連発。

産みの苦しみというやつでしょうか。

しかしそれらを乗り越えた後の他では得られがたい感覚をしってしまった以上、永遠にこれを繰り返していきたいと願ってしまうのです。

 

展示会の詳細は、また日を改めて紹介させて頂きたいとおもいます。

どうか少しでも多くの人に見ていただける機会となればいいなとおもいます。

 

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