夏帯留のススメ その3

2013/07/17 mito

東京では猛暑日が続きました。

昨日からやっと少し「爽やか」とも表現できそうなお天気になりほっとしています。

ですが引き続き、熱中症などには十分に気をつけて参りましょう。

 

さて、恒例となってきましたkimito夏帯留のススメ第三弾。

今回も透明度の高い「涼」を感じる事の出来る仕上がりの帯留をご紹介させていただきます。

 

 

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銀箔の光を受けた和風な色合いの金色の上に、薄くベールのようにかかった花の模様。

落ち着いた、大人の女性に合いそうな上品なお品です。

商品ページはこちら。

http://www.kimito.info/item/253.html

 

 

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ブルーパープルとプラチナ箔との冷たさを感じる組み合わせが美しい雫型の帯留。

左側の白い部分は、白いユウヤクの中にほんの少量の黒を混ぜ焼成し、黒を滲ませてできた模様です。

七宝焼という技法だからこそ表現することができます。

商品ページはこちら。

http://www.kimito.info/item/1041.html

 

 

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2つめに紹介した雫型の帯留めと同じ色合い、技法を用いたものです。

白い部分とブルーパープルの境界線を曖昧にする事で、より女性らしい柔らかな印象になっています。

ハート形ですが、上下の向きを変えるとガラッと印象の変わる、日本の良き夏を思い出させてくれるような深みのある帯留。

商品ページはこちら。

http://www.kimito.info/item/1091.html

 

 

そろそろ浴衣シーズンまっただ中ですが、皆様どのように楽しんでいらっしゃるでしょうか。

浴衣でいくと優遇されるイベントなども最近は多く、楽しむ機会も多くなりました。

町行く浴衣姿の人をみていて、「あーこの人素敵だなあ」と感じるような個人的に好きな着こなしは、浴衣は古典柄。小物や髪型などで遊び心や自分らしさを取り入れているような人です。

私自身もピアスもわりと大振りのものをつけますし、マニキュアも楽しみます。

浴衣は着物よりも小物が少ない分、それらの役割は重要なように感じます。

といっても必要なのはやはり引き算。お化粧や髪型も含めて、魅せたいポイントが明確なかたの着こなしは見ていてほれぼれしちゃいますね。

和服に色を入れた髪はいただけないなど、本来は寝間着であったのだから日中に着るのはおかしいなどと、いろいろな意見のかたがいらっしゃると思いますが、コーディネートに合ってさえいれば人様に見苦しさを与えない範囲で、好きなように楽しむのが一番ではないでしょうか。

着物が日常着であった時代の人もきっと、髪染めの技術が当時あったならば活用していただろうし、パーマなんかは大正時代などですと今よりもっと奇抜だったようですし。

 

という訳で、ゆかいに自由に、あっという間に過ぎ去る夏を楽しみたいですね。