共感能力に乏しい僕が「桐島部活やめるってよ」を見たら困惑してから混沌とした話 前編

2013/03/25 
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ついに春です。桜も満開!!花粉も全開!!

 

今年の冬は寒かったし、長かったですねー。

ふと気になって、春っていつからいつまでなの?と調べてみたら

 

☆日本・中国では立春から立夏の前日まで

 

☆陰暦では一月・二月・三月

 

☆気象学的には太陽暦の三月・四月・五月

 

☆天文学的には春分から夏至の前日まで

 

と、広辞苑に記載されておりました。

う~ん。。。。で、どれ?

 

定義があやふやなんですね。

 

まぁね、四季って移ろうものですし、勝手に人間が縛り付けるのも野暮ってもんですか。

 

あ!ご挨拶が遅れました。 soutaです。

 

さて、前回のブログに続いて、タイトルの説明から。

 

ラノベっぽい今風のタイトルつけたいな~って考えたんですけど、

なかなか難しいですね。

 

長ければいいってもんでもないのか、読んだ時の音の流れとか、繋がりが

しっくりこないと全然ピンとこない。

 

で、桐島です。

 

日本アカデミー賞:最優秀作品賞、最優秀監督賞

 

を始めとして、数々の賞を受賞して、各方面からも絶賛されている同作品。

 

男子バレーボール部のキャプテンだった桐島が部活をやめることをきっかけに、同級生5人の日常に些細な変化が起こる青春群像劇

 

あらすじ・概要はwiki参照

 

レビューなんかも沢山あるし、何より話題になった映画なので、見たことあるよってかたも多いかと思います。

 

映画の楽しみかたって、人それぞれだし、その映画が持つ性質によっても変わってきますよね。

 

 

あ!ここから先、少し映画の内容の話します。

ネタバレも若干含みますので、ご了承下さい。

 

 

 

さて、桐島です。

その観点からみるこの「桐島部活やめるってよ」は比較的見方が判りやすいです。

 

なるべくネタバレにならない程度に噛み砕いて説明すると、

 

高校に君臨するバレー部のエース桐島。

桐島が部活をやめるという、vanishing point に向かって

様々な登場人物の視点と、交差する時間軸がクロスオーバーしていく話。

 

で、登場人物の視点がポイントなんですが、

 

学校というある種閉鎖的な一つの社会、いや、むしろ世界か。

その中で構築されているヒエラルキーのリアルすぎる表現がもうね。

 

マイノリティとマジョリティ

 

リア充とオタク

 

コントラストがとても鮮やかで、ベタな言い方だけど、自身の高校時代にタイムスリップしてしまうような感覚。

 

誰もが登場人物の誰かに共感し、感情移入しながら、青春時代と重ね合わせてちょっぴり切ない気持ちになる。

 

桐島はそんな映画です。

 

で、ここからが本題というか、僕の感想なんだけど、

 

結論から言って、僕は誰にも共感できず、誰にも感情移入できなかったんだよね。

 

あえて言えば、【桐島のポジション憧れるな~】ってのが最初の感想。

 

そんな所感を持って合計3回見ました。

 

3回見たけど、感想は【橋本愛ちゃん超絶美少女】

ってのが追加されただけでしたww

 

これね、悩みました。結構真剣に悩みました。

 

でも、どんなに悩んでも辿り着くのは、明らかに僕側に問題ありだという着地点。

 

んで、僕にどんな問題があるのか?

後編はその辺りを掘り下げていきたいと思います。

 

ではまた。