どうも、未斗です。
突然ではありますが
「美しい」をインターネットで調べてみるとこんな結果。
１ 色・形・音などの調和がとれていて快く感じられるさま。人の心や態度の好ましく理想的であるさまにもいう。
㋐きれいだ。あでやかだ。うるわしい。「若く―・い女性」「琴の音が―・く響く」
㋑きちんとして感じがよい。「―・い町並み」「―・い文章」
㋒清らかでまじりけがない。好ましい。「―・い友情」
２ 妻子など、肉親をいとしく思うさま。また、小さなものを可憐に思うさま。かわいい。いとしい。愛すべきである。
「妻子(めこ)見ればめぐし―・し」〈万・八〇〇〉
「妻子(めこ)見ればめぐし―・し」〈万・八〇〇〉
「なにもなにも、小さきものはみな―・し」〈枕・一五一〉
３ りっぱである。見事だ。
「かの木の道の匠(たくみ)の造れる、―・しきうつは物も」〈徒然・二二〉
「かの木の道の匠(たくみ)の造れる、―・しきうつは物も」〈徒然・二二〉
４ （連用形を副詞的に用いる）きれいさっぱりとしている。
「―・シウ果テタ」〈日葡〉
「―・シウ果テタ」〈日葡〉
「―・しくお暇(いとま)取り、二度(ふたたび)在所へ来るやうに」〈浄・歌念仏〉
[補説]本来親しい間柄、特に親子・夫婦などの間のいたわりの愛情を表したが、のちに小さいものへの愛情を主にいうようになり、さらに一般的に心や感覚に喜びを与えるもののようすをいうようになった。
とあります。
ちなみに「綺麗」を調べてみると
１ 色・形などが華やかな美しさをもっているさま。「―な花」「―に着飾る」
２ 姿・顔かたちが整っていて美しいさま。「―な脚」「―な女性」
３ 声などが快く聞こえるさま。「―な発音」
４ よごれがなく清潔なさま。「手を―に洗う」「―な空気」「―な選挙」
５ 男女間に肉体的な交渉がないさま。清純。「―な関係」
６ 乱れたところがないさま。整然としているさま。「机の上を―に片づける」
７ （「きれいに」の形で）残りなく物事が行われるさま。すっかり。「―に忘れる」「―にたいらげる」
となります。goo辞書。便利です。
意味はかなり似ています。
とくに、物体に対しての表現の使い方としてはどちらも
「美しい」→色・形・音などの調和がとれていて快く感じられるさま。や
「綺麗」→姿・顔かたちが整っていて美しいさま。
などと記されていて、どうもバランスが大切らしいということが伺えます。
バランスといわれると頭に浮かぶのが
「黄金比」。ですがこれを調べてみると「スウガク」なんていう世にも恐ろしい物にたどりついてしまいますがそこをスルーして調べ進んでいくとこの黄金比は自然界の中にもよく見受けられるとのこと。
代表的な物だと、草木の枝分かれの仕組みがそれだそうです。
つまり、私たちが日頃から目にしている自然のものの多くに「黄金比」が潜んでる可能性があり、「美しい」「綺麗」だと感じる事があるということです。
個人的には世の中にあふれる自然的な物、作為的な物すべてを含めて
「機能美」
が一番だと今はおもっていて、（そんな私があまり機能性のないものを制作しているというのはおかしなはなしですが）
自然の草花や動物、人体、風景はもちろん人間が作った物でも必要に迫られてできかたちに心動かされる事が多いのです。たとえば工場の配管だった りとか、身近なものだと道具もそうですよね。もちろん、道具になってくると意図的に「デザイン」というものが含まれていますが私の身勝手な「感覚ルール」 ではそれはオッケーらしく、家具やお家なんかも含まれてきてそれはもう壮大なことに。
道ばたの落ち葉や小さなネジひとつから、車やロケットにまで感動できるって訳です。
幸せなこったです。
最近はもう、いちいちすべてが愛おしくてこまります。
そこでふと気づいた事がありまして、先日道ばたで「ゲジゲジ」を発見したとき、一人だったせいかまじまじと観察してしまい、「美しい」とまで感じたのです。
今迄は割と先入観で蝶やてんとう虫なんかの「美しい」と認知されている虫とは別の、「出会いたくない」種類の虫と認識していました。
調べてみますとゲジゲジは「益虫」なんですって。
益虫とは、私たち人間の生活になんらかのかたちで利益のある虫ということなのですがそれをみて納得。
人類にとっての敵でも食料でもないのだから、本来は殺傷なんて必要ないはず。
「機能美」を信じる私にとっては「美しい」と感じる対象であってもいいはず！
と。
ですがさすがに、、、
さすがにもし家の中にいたら焦る。室内で出くわしたら迷わず殺虫剤です。
とまあ日々どーでもいいようなことを感じながら幸せを噛み締めるのですが、まとめとしましてはもし気が向いた際には、このブログを読んでくださった皆様にも毎日出会う「美しい」に時々感動してもらえたら嬉しいなーということです。
私が機能性が低い物を作っているという事実につきましては、前回から先延ばしにしている「七宝焼をはじめた理由」なんかと合わせて紹介できたらいいな。
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